2014年02月09日

日本の農業



日本農業への正しい絶望法 という本を読みました。
著者は神門善久氏 農学の博士です。
有機栽培だからおいしい。
農業は成長産業だ。
日本人の舌は厳しい
・・・・・全部ウソです。 などという刺激的な帯が付いています。
関係者ならちょと言えないような、農業の現実と筆者の考える対策が書かれています。帯だけを見ると極論の話題性だけを狙ったようにも思うかもしれませんが、研究者でもある著者は豊富なフィールドワークと検証にて至極、誠実で正確な分析をし、そこから現状を憂い、対策を提起していると感じました。
日本ブランドの思い上がり、担い手不足にだまされるな。識者のうそ、奇跡のりんごの欺瞞などなど・・・。食や農業にかかわったり興味があれば面白そうと思うはずです。食の現場にいる自分は納得出来るし、とても勉強になりながら考えさせられる本でした。


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Posted by forchetta at 16:31│Comments(0)本と雑誌
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